高齢期運動とは

高齢者憲章

日本高運は、国連提示の「高齢者の自立、参加、ケア、自己実現、尊厳(五原則)」とともに、「高齢者の役割」も踏まえて、「すべての世代が生きがいある生活を追求できる平和な社会」、「年齢差別のない社会」の創造をめざしています。そして、この運動の基本的指針を「高齢者憲章」として、ここに提唱します。

高齢者憲章

高齢者は歴史と社会の建設者として敬愛されます

高齢者は家族・地域・社会の一員として重んじられます

高齢者はどのようなときも人間として尊厳を守られます

高齢者は健康で文化的な生活をする権利があります

高齢者は意欲にみあって働きつづける権利があります

高齢者は安心して医療を受ける権利があります

高齢者は快適な住居と環境に暮らす権利があります

高齢者は安全な交通とその手段を自由に利用する権利があります

高齢者は必要とする福祉をうける権利があります

高齢者への保障は国・自治体・大企業の負担を原則とします

高齢を理由にしたすべての差別をなくすこと

高齢を理由にしたあらゆる不利益を直ちに償うこと

高齢を理由にしたいかなる権利侵害も回復すること

高齢者を職域・地域から孤立させないこと

高齢者を軽んじる政治・風潮を是正すること

高齢者は人格と人生の全面的な発達成熟を追求します

高齢者は生きる力としての文化を若い世代と共有します

高齢者は自由と愛と民主主義を尊重します

高齢者は国際的連帯と核兵器のない平和を望みます

国はこの憲章を政策の基調とし

地方自治体はこの憲章の実現をめざし

あらゆる企業活動がこの憲章を基準とするよう

高齢者・国民は連帯して

豊かな高齢期づくりに努力します

1988年9月2日 第二回日本高齢者大会(福島)