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トピックス&ニュース
第14回国連高齢化の関するオープンエンド作業部会が行われます
日本高齢期運動連絡会 事務局長 畑中 久明
第14回国連高齢化の関するオープンエンド作業部会が2024年5月20日からニューヨーク国連本部で行われます。
世界各地で高齢者に対する人権侵害が起きており、作業部会が大きく前進することが求められています。
日本においても、新型コロナ感染症が拡大する中で救急医療体制が崩壊し、高齢者のいのちが差別的に扱われ、多くの命が失われました。また、年明け早々の能登半島地震でも劣悪な避難所で多くの高齢者の災害関連死が起きています。そして、日本政府は社会保障費削減のために世代間対立を煽り、高齢者へのバッシングを助長しています。年金は物価高騰に追いつけず、目減りし、特に高齢女性は低年金で苦しんでいます。まさに日本は人権後進国です。
今、国連の高齢者人権条約の制定が急がれます。現在と未来に希望と輝きをもてる真の長寿社会を掲げた日本高齢者人権宣言を持つ私たちには国連の作業を推し進めていく大きな役割があります。
加盟団体の皆さんに代表派遣に積極的に取り組んでいただくようお願いします。
- 日本高齢期運動サポートセンター「第14回国連高齢化に関する作業部会」案内文書【PDF:549KB】