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第28期日本高齢期運動連絡会総会報告
日本高齢期運動連絡会は、第28期総会を、2019年5月18日(土)10時30分から新日本婦人の会中央本部(東京文京区)会議室において34団体:48名(含む来賓・事務局)の出席を得て開催しました。
(1)開会あいさつ
10時30分定刻に林泰則代表委員(全日本民医連事務局次長)が開会を宣言し、「全世代型社会保障」の危険な内容について説明、安倍内閣退陣を求める国民と高齢者の声をあげ、参議院選挙で答えを出そうと挨拶しました。
(2)議長選出
引き続き、議長提案を行い、田中英男日本高齢期運動連絡会事務局次長(茨城高連)を提案し、満場の拍手で確認しました。
(3)来賓あいさつ
日本共産党参議院議員山添拓氏から連帯のあいさつがありました。
(4)議案提案
武市和彦事務局長代理が以下の議案を提案しました。
- 第1号議案
- 第27期活動報告ならびに第28期活動方針確定の件
- 第4号議案
- 役員改選の件
中山晴夫事務局次長が以下の議案を提案しました。
- 第2号議案
- 第27期会計報告ならびに第28期予算確定の件
(5)質疑・討論
質問を含めて以下の10名が発言しました。
- ①(年金者組合)年金裁判では札幌地裁で我々の主張を全く却下するひどい判決が出た。安倍内閣への忖度裁判長と言える。大阪地裁で井上先生はじめ証人尋問が始まった。憲法25条を守る闘いとして頑張りましょう。
- ②(静岡)熱海大会は地元ということで不備な点もあったが頑張った。熱海高校のエイサーは感動、高校生たちも感激していた。県高齢者大会は磐田市で6/8。全国母親大会も8月に行われる。
- ③(新婦人)維新の会丸山議員の戦争発言に怒り。地元県本部で辞職要求。子ども向け絵本「はたらく自動車」に自衛隊の戦車や護衛艦(空母)が載っている。安倍改憲策動の一環。出版社に抗議した。
- ④(埼玉)国保は県内63自治体で31自治体が引き上げ。県は「法定外繰り入れを6年間で無くせ」という通達をしている。そういう中でも革新市政の蕨市は低く保っている。12/2県高齢者大会。
- ⑤(三重)オスプレイが三重県上空に頻繁に来ている。県母親大会への後援を断る自治体が増えている。特養ホームの待機者6000人だが県では238人と低く言っている。統計上のごまかしだ。
- ⑥(サポートセンター)4月に行われた国連高齢者人権条約制定へのワーキンググループに今年も10人が参加。少しずつだが前進してきている。福島大会で高齢者憲章のバージョンアップと合わせて分科会を持つ。
- ⑦(大阪)75歳以上2割負担反対署名は2万目標で現在6000。
- ⑧(神奈川)75歳署名は県で70000になった。去年6月にスタート集会行い、毎月の宣伝行動では保険医協会の先生方が頑張ってくれた。9月に後期高齢者医療の不服審査請求書を248名が提出した。
- ⑨(秋田)25自治体中22の自治体で後期高齢者医療2割化反対又は現状維持の国への意見書採択している。自治体キャラバンで丁寧な説明をした。県広域連合議会では否決された。広域連合議会の構成を変えていく必要。
- ⑩(大分)国保では県・市の担当者が「これ以上の負担は押し付けられない」と言っている。大分市は100円のワンコインバスを値上げし、対象も65歳から70歳以上に引き上げようとしていて、反対運動している。
(6)討論のまとめ
武市事務局長代理が討論のまとめを行い、①参議院選挙で安倍内閣Noの審判を、②後期高齢者医療2割化反対取組強化、③福島大会4000名の成功を、④地域の高齢者の実態をつかみ自治体要求を 等を訴えました。
(7)議案採択
議長が拍手による一括採択を提案し、第3号議案監査報告、第5号議案総会アピールを含む全議案が満場一致で採択されました。
(9)議長解任
議長が議事進行への協力のお礼と、一年間頑張ろうという挨拶を述べました。
(10)閉会あいさつ
松本弘道代表委員(日本医療福祉生活協同組合連合会常務理事)が閉会のあいさつを行い、12時30分に総会を終了しました。
▲開会挨拶
林泰則 日本高連代表委員
▲来賓挨拶:日本共産党
山添 拓参議院議員
▲議長
田中 日本高連事務局次長
▲閉会挨拶
松本 日本高連代表委員