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後期高齢者医療負担2割化反対・高齢者予算要求
年末厚労省前座り込み行動 12/12~14

日本高齢期運動連絡会と東京都老後保障推進協会は、12月12~14日に「後期高齢者医療窓口負担2割化反対・高齢者のいのちを守る平成31年度予算要求 年末座り込み行動」を行いました。場所は例年と同じ厚労省・人事院前交差点です。3日間で延べ100人の参加がありました。

12日正午から開会の集いを行い、城田都老協会長があいさつ、3日間頑張ろうと訴えました。(昨年から泊まり込みは行わず、朝は8時開始・夜は午後7時に終了)

1日目は暖かい日でしたが、2日目の午後は雨が降り、3日目は冷たい強風の中の座り込みでした。初日には初めて全国保険医団体連合会(保団連)の住江会長が参加され共に患者負担増に反対する決意を表明されました。2日目の昼休み時間にはトランペット演奏の松平晃さんが激励に駆けつけ、素晴らしい音色を官庁街に響かせ、社会保障の充実を訴えました。

道行く方々からも、切実な声が寄せられ、「いつから2割になるのですか」「困ります。頑張ってください」「日本には民主主義が無いです」と署名をしていただきました。日本共産党参議院議員の小池晃さんはじめ14人の国会議員さんが激励のあいさつ、座り込みにも参加していただきました。又、初日には新潟県高齢期運動連絡会の代表、最終日には青森県高齢期運動連絡会の代表も参加されリンゴの差し入れがありました。

14日11時から閉会の集いを行い、支援カンパは90920円に上り、この場での署名70筆と報告されました。本当にありがとうございました。

カンパ・ご挨拶いただいた団体は、中央社保協・年金者組合中央本部・全国生活と健康を守る会連合会・保団連・消費税をなくす全国の会・建交労全国事業団高齢者部会・同東京部会・東京社保協・東京民医連・東京自治労連・都退協幹事会・高齢期運動サポートセンターです。

座り込み2日目の13日午後1時半から、後期高齢者医療窓口2割化を止めるよう求める厚労省要請を行い、小嶋代表委員、武市事務局長ほか地域・団体の代表10人が要請。担当係長が対応しましたが、誠意ある回答はありませんでした。参加者は年金は削られ、消費税は上がるという高齢者の実状を訴え、「ひとこと要請」の束を渡し、必ず厚生労働大臣に届けるよう要請しました。