トピックス&ニュース

第32回日本高齢者大会(熱海市開催)を成功させます

2018年1月1日

日本高齢期運動連絡会

代表委員 金子民夫

林 泰則

松本弘道

小嶋満彦

事務局長 藤谷恵三

新年明けましておめでとうございます。

 昨年は、安倍内閣の戦争をする国づくりの推進とともに、5月に「地域包括ケアシステムの強化のための介護保険法等の一部を改正する法律」が成立し、介護保険に初めて利用料3割負担が初導入され、「地域包括ケアシステムの深化・推進」の名の下に地域住民の「自助・互助」による「地域共生社会」が打ち出されました。

 また、年金のカットや医療・介護の自己負担増などによって健康破壊が一層進み、高齢者の暮らしはますます困難になっています。

 このような情勢の中、私たちは、「第31回日本高齢者大会in沖縄」で米軍基地問題や「オール沖縄」の運動を学び、交流する予定でしたが、残念ながら台風のため中止となりました。

 ご支援・ご協力いただいた皆様方には心から感謝とお詫びを申し上げます。

 今年は、さらに高齢者をめぐる情勢が激動する年です。4月の診療報酬・介護報酬の同時改定や、国民健康保険の運営主体が市町村から都道府県に移管されるなどの大きな変化があります。

 日本高齢期運動連絡会は、引き続き憲法9条の改悪と高齢者に負担を強いる制度改悪に反対し、高齢者のいのちと暮らしを守る運動、「まちから村からの連帯で、ひとりぼっちの高齢者をなくそう」の運動をすすめ、11月25~26日、かながわ静岡県熱海で開催する予定の第32回日本高齢者大会を成功させる決意です。

 今年度が、皆様にとって素晴らしい年になるように祈念して、新年の挨拶とします。